鍼灸による肩こり施術
こんにちは!
もみの手鍼灸整骨院千駄木店です。
本日は鍼灸による肩こりへのアプローチの仕方、施術内容をお話致します。
鍼灸には、はりで刺したり、お灸で温めたりすることで副交感神経が優位になることが分かっております。
副交感神経が優位になるとどうなるかと言うと、血管が拡張し、血流が良くなります。
また内臓の動きも活発になり、消化力も上がります。
ですから鍼灸をやりますと、とても身体にいいのです。
この副交感神経優位によって肩こりにも当然良い効果が望めます。
はり、お灸によって血流が良くなり、その結果酸素不足になっている固くなった筋肉を緩めることで
肩こりをおこしている筋肉に酸素を送り、ほぐすことができるのです。
また一口に肩こりと言っても様々な原因があります。
デスクワークによる長時間同じ姿勢をとる事により、同じ筋肉に負担がかかりすぎておこる肩こりや、
重い物を持ったりする重労働による肩こり、(使いすぎによるオーバーユース)
筋肉量の不足により、身体を支える力が弱い為におこる肩こり、(ディスユース)
姿勢不良(猫背、スマホを見すぎ、巻き肩)による肩こり(ミスユース)
以上おおまかに3種類に分けさせて頂きましたが、
鍼灸が得意なものは、オーバーユースのもの、ミスユースのものです。
では具体的に施術の仕方のお話になりますが、
まずどんなお仕事なのか?、運動習慣はあるか?、睡眠はとれているか?、水分をとっているか?
このあたりのことをお聞きして、
もし改善が必要となったら患者様にもできる範囲で実行していただければ、施術効果は高まります。
その後患者様の実際にお辛さを感じる部分、痛みを感じる部分を教えて頂き、
痛みの部位をしっかりと確認致します。
確認しましたら今度は関節の可動域、(首はどこまでまわせるか?、肩は上がるか?)、などをチェック致します。
必要に応じて腕の方も張りや痛みがあるか確認いたします。
一通り確認しましたらはり治療になります。
肩こりの場合は肩、首だけでなく背中も緩める必要がありますので、背中が開けられるタイプの施術着を着て頂き(当院にございます)背中まではりを打って参ります。
はりを刺しますと少しチクッとしたり、何か重い感じといった反応が出ることがありますが、悪い反応ではないので、そのままで大丈夫ですが、もしお辛いようでしたら、はりを抜いたり、違う場所に打って参りますのでお気軽におっしゃって下さい。
簡単ですがこのような流れになります。