はり灸による腰痛施術
こんにちは!
もみの手鍼灸整骨院 千駄木店です。
今回はとても印象的だった腰痛の方の症例を簡単ですが、ご紹介いたします。
腰痛患者様の症例
30代 女性 看護師
長年腰痛に悩まされており、1年に1回は腰が抜けたり、ぎっくり腰になってしまう。
椎間板ヘルニアと診断が出ており、椎間板が60代なみと言われている。
朝の洗面も慎重に膝を曲げて、腰は曲がらないようにする癖がついており、絶対に腰から曲げない生活を続けている。
オーダーメイドのコルセットでお仕事されている。
大体コルセットを使っており、外す時もあるが、怖さは常にある。
1度腰が抜けると、しばらく動けなく、日常生活もままならなくなり、仕事も当然休む状態になってしまう。
腰が痛くない日は無い。
ブロック注射も思ったほど改善されない。
以上の方から知り合いを通じてご依頼がありました。
はり治療が好きで、ぜひはり治療をお願いしますとのお話を頂いたので、治療させて頂きました。
背骨の際がものすごく固くなっておりましたので、そこを緩めるべく細かく丁寧に骨際に打ちました。
後は臀部も緊張感が強く、ガチガチに固まっておりました。
ここは少し長めのはりを打ちまして、深い筋肉を緩ませる様にアプローチいたしました。
このあたりは【はりのひびき】と言いまして、ズーンという様な、重かったり、けだるい様な独特な感覚が出やすいところで、はり治療のお好きな方はこの【ひびき】がお好きな方が多く、ひびかせてくれとおっしゃいます。
(一応ひびかなくても大丈夫です。)
これである程度緩ませることができ、骨の動きが多少スムーズになりましたので、ふくらはぎ、背部も同様にはりを打っていき、お灸もツボにすえました。
その後、はりを抜きまして、手技治療にうつりました。
手技治療では、関節を動かしたり、筋肉をほぐしました。
以上の治療で大分楽になったと言って頂いたので、その日はそこまでにして、また後日治療のお約束をしてお帰りになりました。
その後も定期的にはり治療をさせて頂く事により、徐々にではありますが痛みが出る間隔が長くなりました。
あとはご自宅で、仰向けの姿勢で片方の足の膝頭をお腹までつけるように押さえつけるストレッチをやっていただきました。
皆様もこれを両足していただきますと腰痛に役にたちますよ。
簡単ですし、場所も取りませんので、朝起きたらとか、寝る前や痛い時に是非やっていただきたいと思います。
20秒から30秒くらい押さえつけてみてください。
ありがとうございました。