肩こり
こんにちは! もみの手鍼灸整骨院 千駄木店です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
コロナという予期せぬ事態が日本中に広がり、売上の低下や、仕事の減少、など経済面の影響や
実際にコロナウイルスに患ってしまった方、とても苦労されている方も多いと思います。
簡単ではありませんが必ず終息する時は来ると思いますので、その時まで何とか頑張りましょう。
当院も皆様のお役に少しでも立てるように努めます。
このような世の中の場合、先行きの不安感だったり、悩み事が増えて参ります。
東洋医学では思(悩み、考え事)は脾、胃の統括で、思が過ぎると脾、胃のパワーを落としてしまいます。
(恋患いで食欲なくなる…など)
脾は脾臓の脾が使われていますが、脾臓とは違い、膵臓だと思われます。
古典に書いてある脾の絵を見ると明らかに膵臓のような形をしており、脾臓の形をしておりません。
また膵臓は糖を分解するインシュリンを出しますが、東洋医学の脾は甘味を司ると言われています。
まさに膵臓と胃で消化をするように東洋医学の脾、胃もその役割です。
*オランダから医学が入ってきた時に、東洋医学の言葉で翻訳した為このような事になった。
脾は身体の余分な湿(水分)を取ります。上手く脾が働かないと湿が身体に残ります。
この湿が熱と結びつくと痰になります。
この湿、痰は肩こりの原因の一つとなります。
ですので軽く汗が出るくらいの運動をされると、肩こりも楽になるはずです。
肩にある湿、痰が流れるからです。
頑固な肩こりの方は少し汗が出るくらいの運動はオススメです。
暑い時期も胃の調子を崩しやすい時期で、気を付けて頂きたいです。
冷蔵庫から取り出した冷たい物を飲みすぎたり、食べ過ぎたりも胃の力を弱めてしまいます。
その状態で暴飲、暴食などをしてしまいますと、身体に湿、痰がめぐり、
肩こり、身体のだるさ、むくみ、湿疹、下痢などの症状が現れますので、気を付けましょう。
また、脾、胃が弱りますと、手足をだるくしやすいので、
その時は膝のお皿の外側のくぼみから指4本分下の足三里というツボを押してあげて下さい。
足のだるさ解消プラス胃の調子も整えてくれます。
(足三里は体中に巡っている経絡というツボとツボを結ぶ線路のようなものの中で胃のグループに入っているツボです。)
以上より肩こりには姿勢、ストレッチ、運動は是非していただきたいのですが、プラス胃の方も大事にしてもらえると良いのかなと思います。
皆様のお悩みに少しでもお役に立てたら幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。